人気の都市型SUVとは正反対のジープの販売台数がこの十年で13倍

少し興味を持った記事タイトルを発見しました。ビジネスマンにとって、再確認のきっかけになればと思います。この日本市場において、輸入車ブランドは数多く発売されています。大きな存在感をずっと維持しているのはドイツ車かと思います。

メルセデスベンツからBMW、フォルクスワーゲン、アウディと輸入車のイメージの上位を独占しているように感じます。ドイツ車の勢いで目立っていないようですがジープのブランド力を再確認すべきかと思います。

ジープと聞くと北米の小型四輪駆動車、タフなイメージを持つ方も多いと思います。確かにオフロードの歴史を刻んできたようにも思います。そんなイメージがマーケットに浸透していると決して言い過ぎではないと思います。今回、このジープがジワジワと販売台数を伸ばしてきているところに注目です。

ジープといっても、タフ感の伝わってくるラングラーや高級感のあるグランドチェロキー、ちょっぴり街乗りイメージのレネゲードなど、ラインナップも個性的に揃えられています。昨今のアウトドアブームやSUVブームもあるかと思いますが、このジープが約10年間で販売台数を13倍にしていたって、すごいことだと思いませんか?

このジープの販売戦略が、何かヒントのような気がしました。

①新コーポレーション・アイデンティティ(CI)の導入

お近くのジープディーラーが5年ほど前から、名称や店舗デザインが変わったの気づいていました?CIについては、機会があれば、お伝えします。

②ディーラー数も増えています。
2016年69店舗⇨2020年80店舗から90店舗、新CI導入店舗を75へ

③ジープのラインナップが2013年のグラチェロのマイナーチェンジを皮切りに毎年、新型モデルの投入などタイミング良くマーケットを刺激しました。

④2019年の販売台数の三分の一が、ラングラー。
古き良きブランドを守ってきた証なのではないでしょうか。

以上より、販売チャネルにおいて拠点を増やしながら、CIとして地域を意識し、古き良きブランドイメージを守りながらも、マーケットを刺激していく、、、

とても大切なヒントがあるかと思います。

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